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キャラクター選びと版権の考え方

版権キャラクターやVRChatアバターの面をお迎えするときの権利面の注意点。

執筆: Reflex

お迎えするキャラクターの種類

Section titled “お迎えするキャラクターの種類”

着ぐるみでお迎えするキャラクターは、大きく次の3つに分かれます。

  • 版権キャラクター: アニメ・ゲームなど既存作品のキャラクター。「推しの実体化」であり、お迎えの中心です
  • VRChatなどのアバター: 販売・配布されている3Dアバターの面をお迎えするパターン。近年増えています
  • オリジナルキャラクター(オリキャラ): 自分でデザインしたキャラクター。発注としては少数派です

オリキャラを除けば、共通するのはそのキャラクターに権利者(作者)がいることです。発注前に権利面を確認しておくと、安心して長く活動できます。

版権キャラの着ぐるみは、法的にはコスプレと同様の二次創作にあたります。多くの場合は権利者に黙認されている領域ですが、発注前に次の点に配慮してください。

  • 公式のガイドラインを確認する: 作品によっては二次創作・コスプレに関するガイドラインが公開されています。禁止事項(営利利用、公序良俗に反する利用など)が明示されている場合は必ず従いましょう。ガイドラインが厳しい作品・二次創作に否定的な権利者の作品は避けるのが無難です
  • 営利利用をしない: 版権キャラの姿での有償出演・物販などは、権利侵害となるリスクが高い行為です
  • 作品のイメージを損なわない: キャラクターのイメージを大きく損なう振る舞い・写真は、界隈全体への風当たりにもつながります
  • 工房側の方針を確認する: 工房によっては、特定作品・特定ジャンルの版権物の制作を受け付けていない場合があります
  • 資料は公式画像を基本に: 発注時の参考資料は、公式の設定画・立ち絵を複数角度分そろえます。他のファンのイラストや他工房の作品写真を無断で資料にするのはトラブルのもとです

VRChatアバターの面をお迎えする場合

Section titled “VRChatアバターの面をお迎えする場合”

VRChatなどで使われている3Dアバターの面をお迎えするパターンも、近年よく見られます。アバターは「商品」として販売されているモデルが多く、版権作品とは権利の形が異なるため、次の点を確認しましょう。

  • アバターの利用規約を確認する: 販売ページや同梱のライセンス文書に、改変・立体化・商用利用などの可否が定められています。着ぐるみ化(立体物の制作)が規約の範囲に収まっているかを確認しましょう
  • 必要に応じて作者に確認を取る: 規約に立体化の記載がない、または判断に迷う場合は、アバターの作者に問い合わせて許可をもらうのが確実です。無断での立体化は避けましょう
  • 改変アバターの場合は各権利者の確認を: 改変パーツ・衣装・テクスチャなど複数の作者の制作物が組み合わさっている場合は、それぞれの規約・許可の確認が必要です

オリジナルキャラクターという選択肢

Section titled “オリジナルキャラクターという選択肢”

発注数としては少数派ですが、自分でデザインしたオリジナルキャラクター(オリキャラ)をお迎えする人もいます。権利面の制約がなく、一生付き合える自分だけのキャラクターになるのが魅力です。

  • 工房に伝えるためのキャラクターデザイン資料(三面図や、正面顔がはっきりわかるイラスト)が必要です。髪型・髪色・瞳の色・メイクなど、マスクに関わる要素は特に細かく指定しましょう
  • 絵が描けない場合は、キャラクターデザインをイラストレーターに依頼する方法もあります。その際は着ぐるみ化(立体化)に使うことを必ず伝え、デザインの利用範囲(立体化・SNS利用など)を契約に含めてください

キャラクターが決まったら、工房の選び方マスクの発注に進みましょう。